足元にはまだ雪の残る1月28日、日曜日の午後にもかかわらず、子供さんを含め多数の参加を頂き「第2回 防災教室」が、かけはし都筑 多目的ホールで開催されました。
今回の 「役に立つ防災術」 は、少し切り口を変え、
≪ 災害時の食と口腔ケアの知恵 ≫ というテーマで、
・元気が出る災害食
・役に立つ備蓄法
・実際の調理実習
・口腔ケアとは
これらを、阪神淡路大震災、熊本地震、東日本大震災等々、実際の災害現場から学び、実践されてきた内容を詳しく、お二人の「カヨコ先生」にご指導して頂きました。
第1部 防災クッキングアドバイザー 鈴木佳代子 氏
災害現場における「食」を考えた場合、普段の生活インフラは殆どが使えない、または、大切に使わなくてはならない事から、今回鈴木先生が実践指導して下さったのが、「食品用ビニール袋」と「お湯」を使って、ご飯やカレー、だし巻き卵等でした。調理方法のシンプルさと、完成したものを実食した全員が、そのギャップに感動したものでした。
第2部 歯科衛生士 安田加代子氏
歯科衛生士さんという立場から、食後の歯磨きの大切さは勿論のこと、歯ブラシ1本で行なう口腔ケアから、顎、舌、歯茎に至るまで、懐かしい「100歳姉妹、きんさん・ぎんさん」の実話を絡めた軽妙なトークや、頭蓋骨と舌下の模型を使っての説明や、色々な運動まで取り入れ、子供さんも飽きることなく楽しい講座となりました。
お二人の「カヨコ先生」の絶妙なるお話しで、あっと言う間に時間は過ぎ去ってしまいました。こんなに楽しく「防災を考える」、そして今日からでも実践出来る内容ばかりであったように思われます。
参加された皆さんも十二分に満足して帰られたようです。有難うございました。